【徹底解説!】信用評価損益率について分かりやすく&深く解説!!

1.信用評価損益率とは?

信用評価損益率とは、信用取引における買い建ての総額のうち、どれほど損益がでているのかを%で示す指標です。


すなわち、投資家がどれだけ含み益もしくは含み損を抱えているのかを示す指標となります。


ちなみに、英語では「credit evaluation profit and loss rate」と言われております。


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例えば、買い建ての信用取引の残高が10,000円で評価損益が1000円の損失であれば、信用評価損益率は-10%となります。
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ちなみに、信用取引とは、株や資金を証券会社から一時的に借り入れることによって、自分が保有している資金以上の証券に投資することを指します。証券会社から資金を借りて手元資金の数倍もの証券を買い入れることを信用買い(買い建て)、証券会社から証券を借りて一時的に売却し、期日までに買い戻す取引のことを信用売り(売り建て)と言うんだよ。

また、信用評価損益率は、基本的にプラスになることはほとんどなく、目安となる基準は以下の通りです。


損益率が-3%
相場が天井圏
損益率が-10%
追証が発生し、投げ売りによる相場の下落が懸念される水準
損益率が-15~20%
相場が底値圏と見られ、上昇が見込まれる水準

追証とは、「委託保証金維持率」をある一定率下回り、委託保証金を追加で入金しなければいけない状況のことを指します。投資家は信用取引を行う際に、証券会社に委託保証金と呼ばれる保証金を担保として差し入れる必要があります。その委託保証金が信用取引を行う額の30%を下回ると、追証が発生します。

2.なぜ信用評価損益率はほとんどプラスにならないのか?

信用評価損益率は、信用取引における投資家の含み損益を示す指標ですが、なぜほとんどプラスになることはないのでしょうか?


それは、投資家は利益がでるとすぐに利確をし、含み損を抱えていると、いつか上がることを信じて含み損を抱える傾向にあるからです。


投資の世界には「損切は早く利食いは遅く」という格言がありますが、実際にはその逆のことが起きていることが分かります。


他にも、信用取引には決済期限があるため、少しでも利益がでると「今のうちに利確しておこう」とするインセンティブが働きやすいといった側面も、信用評価損益率がマイナスで推移する原因の1つだと言えます。


まとめると、信用評価損益率がほとんどプラスになることはない理由は下記の通りです。


なぜ、信用評価損益率はプラスにならないのか?

①利確が早く損切が遅い投資家が大半であるから
②信用取引の決済期限が短く、少しの利益でも利確をしようとするインセンティブが働くから


3.信用評価損益率のチャートをリアルタイムで確認する方法

日経平均株価の信用評価損益率は以下サイトから確認することができます。日経平均株価の信用評価損益率を確認できるサイトはいくつもありますが、個人的には以下サイトが一番みやすいかと思います。


信用評価損益率 信用残 日経平均比較チャート


そもそも、信用評価損益率は1週間おきに公表される指標であり、速報性はないので注意が必要です。


4.まとめ

①信用評価損益率は投資家がどれだけ含み損益を抱えているか示す指標

②信用評価損益率=信用評価損益額÷信用建玉残高(買建て)×100

③損益率が-3%で天井圏、-15%~-20%で底値圏

④損切ができない投資家が多数→信用評価損益率は常時マイナス

⑤「信用評価損益率 日経平均比較チャート」で最新結果が確認できる


信用評価損益率を使用することによって、現在の株価が天井圏なのかそれとも底値圏なのか理論的な根拠を得ることができます。


そのため、相場の状況を掴むツールとして約に立つ指標であると言えるでしょう。


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